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年賀ハガキの書き方とマナー

年賀状を用意する季節となりました。

日ごろ手紙を書く機会は少なくなりましたが、年に一度はお世話になった人や親しい人に感謝の気持ちや近況報告をしたいものですね。

最近はメールを使うことが多いので、「年賀状をどう書いたらいいのか分からない。」という人もいるかもしれません。

ここでは、基本的な年賀ハガキの書き方やマナーについてご紹介致します。

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目次

年賀ハガキの書き方

年賀状は旧年中にお世話になったことへの感謝の気持ちや新しい年を迎える喜びを伝えるものです。

できれば、手書きで書くのが一番ですが、最近はパソコンを使う人が多くなり、手書きにこだわる人は少なくなりました。

ただし、マナー違反の年賀状は受け取った人に不愉快な思いをさせるかもしれません。

年賀状の基本的なマナーを守って、気持ち良く年賀状のやり取りをしたいものです。

年賀ハガキの宛名の書き方

年賀ハガキの宛名の書き方は以下のとおりです。

宛名の住所

郵便番号は省略せずに枠内にきっちりと書き込みます。

郵便番号があれば都道府県名は省略可能ですが、ごく親しい人以外には都道府県名から書く方が丁寧になります。

基本的には、番地などの数字は一二三のような漢数字で書きます。

ただし、横書きの場合は123のようなアラビア数字で構いません。

会社宛ての場合には会社名も省略せずに書きます。

宛名と敬称

家族宛てに書くときには世帯主を右にして、配偶者、子どもの順にそれぞれに「様」の敬称をつけます。

小さい子どもの場合は「くん」「さん」「ちゃん」でも良いでしょう。

学校の先生宛には「先生」、会社や団体に書くときは「御中」を使います。

差出人住所氏名

ハガキの左側の郵便番号の書いてある部分の下に入りきるように書きます。

差出人が多い、住所が変わったり、家族が増えたりした場合など、書くことが多い場合は、裏面に詳しい情報を書き込み、表面の差出人住所氏名を省略することもできます。

年賀ハガキの裏面(通信面)の書き方

年賀状の裏面には、賀詞、本文、年号、添え書きを書きます。

それぞれについて気を付けたいことは次のようなことです。

賀詞

賀詞は新年のお祝いの言葉です。

漢字のみだと、「謹賀新年」「恭賀新年」「迎春」「寿」などを使うことが一般的です。

文章で、「あけましておめでとうございます。」「新春のお喜びを申し上げます。」としてもいいでしょう。

洋風なら「HAPPY NEW YEAR」とするのもおしゃれですね。

ただし、目上の人には漢字一字や二文字は失礼になるので、避けるのが賢明です。

本文

本文は挨拶の言葉ですが、次のような3つの要素が基本となります。

・日ごろお世話になっていることへの感謝の気持ちを表します。

「旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。」のような素直な感謝の言葉を書きます。

・相手の幸いを願う気持ちを表します。

「皆様のご健康とご多幸をお祈り致します。」「貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。」

・これからのお付き合いやご指導をお願いする。

「今年も変わりなくご指導くださいますようにお願い申し上げます。」「今年もどうぞよろしくお願い致します。」

忌み言葉を避けることも大事です。

年賀状は新年を迎える喜びや祝いの言葉を送るものですから、暗く、不吉なことを連想させるような忌み言葉を使うのは避けましょう。

忌み言葉の例としては次のようなものがあります。

去年、終わる、衰える、切れる、落ちる、病む、苦しむ、壊れる、失う、滅びる

ですから、「去年」ではなく、「旧年」、「昨年」などの言い方をするのが適切です。

年号

年賀状が届く新年の年号を書きます。

令和〇年元旦、あるいは、202〇年1年1日、のように書きます。

元旦は1月1日の朝のことなので、1月1日元旦では意味が重複するので使えません。

気を付けましょう。

朱書き

年賀はがき以外を年賀状として使う時は、忘れずに「年賀」と朱書きしましょう。

そうしないと、普通ハガキに分別されてお正月以前に届いてしまうことがあります。

添え書き

必ずしも必要という訳ではありませんが、転勤や出産、趣味の話題など個人的な報告しておきたい人に一言添えることは親近感が増して良いです。

「ぜひ新居にお立ち寄りください。」「個展を見に来てくださると嬉しいです。」といった気の利いた一言があると受け取った人も共に喜べます。

住所氏名

表面に書いてあれば十分ですが、住所が変わった場合などには裏面に詳しい住所と移転した旨お伝えすればより印象に残ります。

赤ちゃんが生まれたとか、子どもが一人暮らしで自立したことを伝えてもいいです。

年賀ハガキの書き方とマナーまとめ

年賀はがきは、表面に宛先に詳しい住所と相応しい名称を付けた氏名をはっきりと書きます。

やや小さめに差出人の住所氏名も書きます。

裏面には賀詞、本文、年号、添え書き、必要に応じて差出人の住所氏名を書きます。

忌み言葉を避け、目上の人には丁寧な賀詞を選んで使いましょう。

相応しい年賀状を出して、相手の方にも喜んでもらえると嬉しいですね。

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