お正月に配達された年賀状を読むのは楽しいものです。
長いお付き合いのある人からの便りはまた格別です。
しかし、高齢になって年賀状を書くのが負担になる人もいますね。
また、若い人の中にも仕事に忙しいし、SNSを使うことが増えたので、新しい形で交流をしたいと思う人もいるでしょう。
ここでは、「年賀状じまい」をいつ出すか、文面はどんなものが適当かを年代別に解説致しましょう。
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年賀状じまいとは?
年賀状じまいとは、これまで年賀状を取り交わしていた方々に、「年賀状を出すのを控えます。」ということを伝えることです。
「年賀状は出しません。」ということを率直に伝えることはもちろんですが、決して相手の方が嫌になったとか、以後交際したくない訳ではないことをお伝えすることが大事です。
これからも何らかの形で、連絡を取り合いたい旨を伝えることも必要ですね。
年賀状じまいはいつ出す?
年賀状じまいは、普通の年賀状の文面に「今後は年賀状を遠慮させていただく」ということを添えて書くのが一般的です。
定年退職の挨拶状に付け加える、寒中見舞いなどでお伝えしてもいいですね。
相手の人が新しい年賀状を準備する時期までに、自分からは年賀状を出さないことを伝えておくのが重要です。
そうすれば、相手の人が年賀状を書いてしまって、失敗だったと思わないで済みます。
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年賀状じまいの短い文例を年代別に解説!
年賀状を書かないことを伝えるにしても、事情はそれぞれ違いますから、それぞれに合った文面にすることが必要ですね。
年賀状に添える形での文例を年代別に紹介します。
70代から80代の方向け
謹賀新年
皆様、お変わりなくお過ごしのことと思います。
私も元気に過ごしております。
しかしながら、寄る年波には勝てず、体力の低下もあって、年賀状の準備が難しくなって参りました。
そのような理由で、誠に勝手ながら、来年以降は皆様への新年のご挨拶を遠慮させていただきます。。
長い間皆様から賀状をいただき、ありがとうございました。
今後は電話などで連絡を取り合うようにしていただけますなら幸いです。
皆様のご多幸を心より願っております。
50代から60代の方向け
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年中はお世話になりましてありがとうございました。
本年も変わりなくよろしくお願い致します。
さて、私も人並みに人生の折り返しとも言える時期となりました。
そこで、今年を最後として、年賀状でのご挨拶は控えさせていただきます。
大変勝手ではありますが、なにとぞご理解いただきますようにお願い致します。
今後はメールやSNS 等で連絡を取らせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
皆様のご健康とご活躍を心から願っております。
40代以下
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、最近は交流手段としてSNSを使うことが主流になりつつあります。
私も思い切って新しい方法で皆様と交流できたらと思います。
そのような訳でこれからは、従来通りの年賀状を書くことは控えさせていただきます。
今後はSNSを通して、皆様とご連絡を取り合えたら幸いです。
今後とも変わらぬお付き合いをさせていただきますようにお願い致します。
年賀状じまいで後悔することは?
年賀状じまいをしてから、後で後悔することはないとは言えません。
年賀状が一枚も来ないのは寂しいという人もいるからです。
体力的に年賀状を書くのが難しい場合は別ですが、年賀状を復活させたいならば、また年賀状を書くことは可能です。
「年賀状じまいをします」と伝えられていた人から年賀状をいただいたことがありますが、また書こうという気持ちになったのだと理解しました。
もちろん安易に年賀状じまいのお知らせを出すことは賛成できませんが、場合によっては臨機応変に対処するのがいいですね。
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年賀状じまいまとめ
まとめると以下のようになります。
・年賀状じまいは今後年賀状を遠慮しますということを伝えるものです。
・年賀状じまいは年賀状や定年退職の挨拶状、寒中見舞いなどを通して、年賀状の準備をする時期より前に届くように心がけましょう。
・年賀状じまいには、それまでのお礼、やめる理由、今後の連絡方法などを書きます。
年賀状じまいには臨機応変の対応をしたいものです。
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