母の日にメッセージの一言を贈りたいけれど、母親の年齢が高齢者になって来たので、どんなことを書けば良いのかわからず悩んでいるひとはいませんか?
同じ母親でも、年を重ねるとメッセージに対する相手の受け止め方は変わって来ます。
高齢者の親が喜ぶポイントを改めて知ることで、ご自分の感謝の気持ちを、より正確に相手へ伝えることができるでしょう。
この記事では、母の日に贈るメッセージの一言を実母 / 義母・同居 / 別居といった場面ごとに紹介し、高齢者の母親が喜ぶメッセージのポイントについて解説します。
一言メッセージを書くのにおすすめのレターセットもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
母の日に贈るメッセージ一言はこちら
母の日のメッセージに感謝の言葉を入れたり、一緒に贈るプレゼントについて触れたりすることは、年齢は関係なく共通しています。
しかし「メッセージ」と一口に言っても、実母 / 義母・同居 / 別居といった、それぞれの状況によって書く内容は変わってきます。
ここでは下記の場面ごとに、メッセージの一言をご紹介します。
・同居の実母
・同居の義母
・別居の実母
・別居の義母
同居の実母
メッセージというと、少し硬く感じるひとがいるかもしれません。
しかしお母様と同居している場合は、変に気をつかわずにくだけた表現でも問題ありません。
普段話しかけるように、なかなか伝えられない感謝の気持ちをまっすぐ伝えてみましょう。
お母さん、いつもありがとう。
最近毎日散歩に行っているから、水分補給用に水筒を贈るね。
気に入ってもらえると嬉しいです。
元気に歩いているお母さんを見てるとこっちも元気になれるから、どうか体には気をつけて過ごしてね。
これからもよろしくね!
同居の義母
義母にあたるお母様の場合、「お義母様」だと硬い印象を受けるので、「お母さん」「お母様」という呼び方で書きましょう。
1人で渡すのはハードルが高いと感じる場合、パートナーやお子様と一緒にお祝いするのも一つの手です。
パートナーの名前を出すときは、普段の呼び捨てやあだ名ではなく「□□さん」とすることで、丁寧な表現になります。
母の日ということで、□□さん(パートナーの名前)と一緒にお母さんへのプレゼントを探しました。
最近ご友人と旅行にでかけることが多いので、ストールを選んでみました。色がきれいで、お母さんにきっと似合うと思います。
改めまして、いつも温かい心遣いをありがとうございます。
どうかお体を大事にして過ごしてくださいね。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
別居の実母
別居の実母の場合、「会えない寂しさ」や、「会えないときもお母様のことを考える」という内容を率直に伝えると良いでしょう。
こうすることで、相手は「離れていても気にかけられているんだ」という実感を持ちやすくなります。
ご自分の近況や、次に会えそうな日程を伝えるとより安心でき、喜んでもらえることでしょう。
お久しぶりです。お元気ですか?
最近忙しくて会いに行けてないから、ふとお母さんが元気に過ごしているか気になることが増えました。
今回母の日のお祝いに、カーディガンを贈ります。
まだ寒暖差も激しいし、これで体温調節してもらえたら嬉しいです。
いつも連絡して気にかけてくれて、ありがとう。
どうか体を労わって過ごしてね。
そろそろ忙しさもおさまって来るから、今年中には絶対会いに行きます。
どうか待っててください。
別居の義母
別居している義母に贈る場合、パートナーやお子様と連名で贈るのも良いでしょう。
パートナーの名前は「□□さん」とすると丁寧です。
母親への呼び方は「お義母さん」ではなく、「お母さん」「お母様」といった表現にすることで、印象がやわらかくなります。
ご無沙汰しております。お元気ですか?
近頃家族で会いに行けず、申し訳ありません。
今月は母の日ということで、感謝を込めて同梱の紅茶セットをお贈りします。
□□さん(パートナーの名前)から、最近お母様が紅茶をよく飲んでいるとお聞きしました。お口に合えば嬉しいです。
改めまして、いつも私たち家族を見守ってくださり、ありがとうございます。
夏休みには皆で会いに行きたいと考えていますので、またご連絡させていただきます。
どうか体を労わってお過ごしください。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
高齢者の母親が喜ぶポイントは?
いざメッセージを書いてみると、高齢者のお母様に喜んでもらうためのポイントや、注意点がわからないひともいるかもしれません。
高齢者となったお母様に喜んでもらうためのポイントは、下記の3つです。
・高齢者にも読みやすく書く
・健康を気にかける言葉を入れる
・近況を伝える&聞く
ここからは3つのポイントを、順に解説していきます。
高齢者にも読みやすく書く
メッセージを手書きで書くときは、高齢者でも読みやすいように意識しましょう。
文字は大きめに、線をくっきりと書くことで、視力の弱くなった相手にも読み取りやすくなります。
線が太めのペンを使うと、一定の太さを保って書くことができるのでおすすめです。
メッセージの文体は基本的に、話すときに近い表現で問題ありません。
しかし ”若者言葉” は、言葉の意味やご自分の気持ちが伝わらない可能性が高いので、誰にでも通じる基本的な言葉遣いにしましょう。
文章量に関しては、あまり長いと読みづらくなってしまいます。
メッセージカードであれば3〜5行の文章量にとどめると読みやすくなるでしょう。
健康を気にかける言葉を入れる
年を重ねていくと、どうしても体調を崩してしまうことが増えて来ます。
そんな状況に寄り添って「調子はどうですか?」「お元気ですか?」と問いかけたり、「体を労わってね」「お元気で」としめましょう。
こういったお母様の健康を気にかける言葉を入れると、相手が「離れていても気にかけてくれてるんだ」と実感しやすくなります。
しかしすでに病気を患っている場合は、最後の声かけを「お大事に」「ご自愛ください」といった、前向きな表現にすると良いでしょう。
「長生きしてね」というフレーズもよくみかけます。
しかしこの表現は ”老い” を感じて逆に気にしてしまうひともいますので、 ”老い” を感じさせる表現は避けるのが無難です。
近況を伝える&聞く
しばらくお母様に会えていないという場合、ご自分の近況を具体的に書くと、安心してもらうことができるでしょう。
またお母様の近況を問いかけることで、「気にかけてくれている」と相手が実感しやすくなります。
可能であれば、次に会うことができそうな日程を伝えておくと、より喜ばれることでしょう。
母の日の一言メッセージを贈るのにレターセットもおすすめ。プレゼントにも
メッセージを書くとき、レターセットを使うのもおすすめです。
レターセットがあれば、便箋や封筒を買いに行く手間を減らして、すぐ手紙を書き始めることができます。
母の日以外のお祝い事や、ちょっとしたメッセージを書くときに、引き続き使えるのも便利です。
もちろんプレゼントにももってこいですよ。
母の日に贈るメッセージの一言を紹介!まとめ
この記事では母の日に適したメッセージの一言・喜ばれるポイントを解説し、一緒におすすめのレターセットをご紹介しました。
まとめると以下の通りです。
・母親との関係性や状況によって、メッセージの内容は変わってくる
・義母に贈る場合は「お母さん」「お母様」の表現でやわらかい印象になる
・パートナーの名前を書く場合、さん付けにする
・高齢者にも読みやすいように、文字の大きさや線の太さに気をつける
・健康を気にかける言葉を入れて、老いを感じさせる表現は避ける
・ご自分の近況を具体的に伝え、母親の近況も聞くと気にかけている気持ちが伝わりやすい
・レターセットがあると、書きたいと思ったらすぐ行動に移すことができる
この記事を参考にして、ご自分のお母様が喜ぶ姿をイメージしながら、目で見て伝わる一言メッセージを書いてみてください。
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