和封筒にひとへ送る手紙や書類を入れたいけれど、封筒に対して紙が大きいときの正しい折り方がわからず困っているひとはいませんか?
手紙や書類の内容によって、適切な封筒や紙の入れ方は変わってきます。
マナーを知っていると入れ方だけでなく、場面ごとの縦書き / 横書き・和封筒 / 洋封筒どれが適切かの判断がしやすくなります。
この記事では主に和封筒への手紙や書類の入れ方を、横書き・二つ折り・三つ折りそれぞれの場面ごとに解説していきます。
親しいひとへの手紙に使えるおしゃれな和封筒も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
出雲和封筒(無地・10枚)
出雲和封筒(原色七色入り・10枚)
出雲和封筒(青・10枚)
出雲和封筒(ピンク・10枚)
出雲和封筒(出雲雲色・5枚)
和封筒への手紙や書類の入れ方
まず「和封筒」とは封を閉じている状態だと長方形の縦型で、短い長さの辺に封入口があるものを指します。
日本だと和封筒は主にビジネス上で扱われることが多く、仕事の契約書や請求書・納品書を送るときに適しています。
ちなみに和封筒とは異なり横型の長方形で、長い辺に封入口があるものは「洋封筒」です。
どんな折り方でも宛名を記載する表面から見て、文章の書き出しが左上を向くように入れるというマナーは共通しています。
こうすることで相手が紙を取り出してすぐに、書き出し部分を読める状態にできるでしょう。
ここからは封筒に合わせた紙の折り方や、それぞれのマナーについて順に解説していきます。
横書き
横書きの手紙や書類を和封筒に入れる場合、A4といった比較的大きいサイズだと三つ折りにして入れることができます。
横書きはビジネスでも扱われますが、基本的に縦書きの方が目上の相手や改まった内容の手紙に適している書き方です。
横書きはフォーマルな手紙やカジュアルなやり取りによく使われている書き方ですので、どちらかといえば親しい相手へ送る手紙に適しています。
三つ折りの手順は後ほど解説していきますので、そちらも一緒にご覧ください。
二つ折り
サイズにもよりますが、二つ折りの手紙や書類は和封筒よりも洋封筒に入れることをおすすめします。
小さなサイズでしたら和封筒に入る可能性もありますが、「縦書きには縦型の和封筒」「横書きには横型の洋封筒」というように、向きを統一するのが基本的なマナーです。
特に目上の相手に送る場合無理に不一致な封筒へ入れるよりも、文章を書く方向と封筒の形を統一することで、より丁寧な印象を与えることができるでしょう。
今回送りたい手紙や書類が二つ折り・洋封筒向きである場合、以下の折り方・入れ方を参考にしてみてください。
- 文章が書かれた面を上にして台に置く。
- 下から紙を半分に折って「二つ折り」にする。
- 折り目がある「折り山」という部分を、下に向けて洋封筒に入れる。
※二つ折りの状態からさらに下1/2を折り上げると、「四つ折り」になります。
洋封筒の場合も宛名を記載する表面から見て、文章の書き出しが左上を向くように入れるのは和封筒と同じです。
三つ折り
和封筒に手紙や書類を入れる場合、三つ折りが基本となります。
以下が紙を三つ折りにしてから、封筒に入れるまでの手順です。
- 文章が書かれた面を上にして台に置く。
- 宛名部分が折れないように確認しながら、紙の下1/3を真ん中に折り上げる。
- 残りの上から1/3を下へ折り「三つ折り」にする。
- 宛名を記載する表面から見て、文章の書き出しが左上になるように封筒へ入れる。
入れる向きが合っているか、再度確認してから封を閉じましょう。
出雲和封筒(無地・10枚)
出雲和封筒(原色七色入り・10枚)
出雲和封筒(青・10枚)
出雲和封筒(ピンク・10枚)
出雲和封筒(出雲雲色・5枚)
和封筒はおしゃれで高級感のある和紙の封筒がおすすめ
ビジネス上で使われる和封筒は茶・白のシンプルなデザインが多いですが、おしゃれな色や柄があるものもあります。
特に親しい友人や、大切なひとの手紙として贈るのに適した和封筒です。
今回ご紹介する封筒はすべて和紙で作られており、一般的な洋紙の封筒と比べると雰囲気が変わります。
手漉きで作られているので紙質もよく、高級感を持ち合わせた和封筒です。
この記事を読んで「今回は横書き / 二つ折りの方が適しているな」と感じたひとのために、同じく和紙で作られた洋封筒も紹介していきますので、ぜひ見てみてください。
出雲和封筒
和紙で作られた「出雲和封筒」には、以下のような色や柄があります。
- 無地、青、ピンクの色付き(10枚入り)
- 原色七色入り(10枚入り)
- 出雲雲紙(5枚入り)
すべて9cm×20cmで、一般的な長形4号(9cm×20.5cm)に近いサイズの和封筒です。
B5用紙を横へ三つ折り / 四つ折りにしたサイズを入れることができます。
出雲洋封筒(5枚入り)
「出雲洋封筒」には、以下のような種類があります。
同じ和紙でも色や模様が様々で、それぞれの封筒が異なる表情を持っています。
ご自分の好みや使いたい場面によって、デザインを選ぶことができるでしょう。
サイズは10.5cm×16cmで、洋形2号(11.4cm×16.2cm)に近い封筒です。
このサイズだと、ハガキやA5用紙を二つ折りにした紙を入れることができます。
和封筒への手紙や書類の入れ方を解説まとめ
この記事では和封筒への手紙や書類の入れ方を解説し、親しいひとへの手紙に使える和 / 洋封筒を紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- 「和封筒」は縦型の長方形で、短い辺に封入口があるものを指す
- 宛名や住所を書く表面を基準に、文章の書き出しが左上を向くように入れる
- 横書きは縦書きよりも、親しい相手との手紙に適している
- 二つ折りにした紙は、折り山を下にして洋封筒に入れる
- 三つ折りにした紙は下1/3から上1/3の順に折る
- 親しい相手へ送るのに適した色・柄の和 / 洋封筒がある
今回の記事を参考にして場面に応じた封筒を選び、大きさに合わせて正しい入れ方で手紙や書類を用意してみてください。
出雲和封筒(無地・10枚)
出雲和封筒(原色七色入り・10枚)
出雲和封筒(青・10枚)
出雲和封筒(ピンク・10枚)
出雲和封筒(出雲雲色・5枚)
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