寒い季節に、ふと誰かの顔を思い浮かべることはありませんか。
今年は年賀状を出し損ねてしまった方、年始の挨拶が十分にできなかった方、久しぶりに連絡を取りたい方。そんな想いを形にする日本の素敵な文化があります。それが「寒中見舞い」です。
かつては、厳しい寒さの中で相手の健康を気遣う言葉として交わされていた寒中見舞い。今では、年始の挨拶としても活用される便利なコミュニケーションツールへと進化しています。しかし、いつ送るのが正しいのか、どんな種類があるのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、寒中見舞いの出す時期からおすすめのはがき種類までわかりやすくご紹介します。
この記事を読めば、あなたの気持ちを確実に届けることができるはずです。
寒中見舞いはがきはいつ出す?
寒中見舞いの最適な投函時期は、小寒(1月5日頃)から大寒(1月20日頃)までの期間です。
この時期に出すことで、季節の挨拶として最も相応しい効果を発揮できます。
なぜこの時期なのでしょうか。それは、暦の上で最も寒さが厳しいとされる時期だからです。「寒中」という言葉には、相手を気遣う温かな心遣いが込められています。また、年賀状を出し損ねた場合のフォローとしても活用できます。
企業では1月7日以降に一斉に投函することが多く、個人の場合は週末を利用して小寒以降に投函するケースが一般的です。ただし、遅くとも立春(2月4日頃)までには届くように出すことをおすすめします。
寒中見舞いはがきの種類
寒中見舞いはがきには以下のようなものがあります。
日本郵便発行の既製品
手軽に入手できる日本郵便の寒中見舞いはがきは、デザイン性と使いやすさを兼ね備えています。絵柄は梅や松などの冬の風物詩が中心で、書き方の見本も付いているので初めての方でも安心です。
印刷サービスこみ
最近では、写真屋さんやインターネットで注文できる印刷サービスこみの寒中見舞いはがきが人気です。
労力をかけずに手軽に個性的な挨拶状を作ることができます。
和紙はがき
伝統的な和紙を使用したはがきは、高級感があり、心のこもった贈り物として喜ばれます。
手触りや風合いが独特で、受け取った方の印象に残りやすいのが特徴です。
寒中見舞いに和紙はがきが適している
寒中見舞いのはがきには、和紙が最適な選択肢の一つです。
和紙特有の温かみのある質感が、冬の季節感と寒中見舞いの心遣いを自然に表現できるからです。
手漉き和紙の繊維が織りなす模様は、機械漉きの紙にはない深い味わいを生み出します。
また、コシがありながらも柔らかな手触りは、受け取った方の印象に強く残ることでしょう。
寒中見舞いという冬の季節の挨拶に、和紙の温もりを添えてみてはいかがでしょうか。
当店でも1枚1枚丹念に手漉きして作った和紙はがきを取り扱っております。高級感あふれる寒中見舞いはがきを送りたい方はぜひ覗いてみてください。
寒中見舞いはがきはいつ出す?まとめ
以上、「寒中見舞いはがきはいつ出す?種類は?おすすめ和紙も紹介」というテーマでお届けしました。
要点は以下の通りです。
- 投函適期:小寒(1月5日頃)~大寒(1月20日頃)
- 最終期限:立春(2月4日頃)までに届くように出す
- はがきの主な種類:
- 日本郵便発行の既製品(手軽で使いやすい)
- 印刷こみのサービス(労力をかけず個性的な演出可能)
- 和紙はがき(高級感があり、心のこもった贈り物に最適)
- 和紙はがきの特徴:
- 温かみのある質感で季節感を表現
- 手漉き和紙特有の風合いが魅力
- 受け取る側の印象に残りやすい
- 大切なポイント:
- 相手を思いやる気持ちを形にする
- 形式にとらわれすぎない
- 関係性や目的に応じて柔軟に対応
寒中見舞いは、日本の冬の季節を彩る大切な文化の一つです。
年始の挨拶や年賀状の代わりとしても活用できる便利なコミュニケーションツールとして、今なお多くの人々に親しまれています。
形式にとらわれすぎることなく、相手を思いやる気持ちを大切に、この素敵な文化を活用してみてはいかがでしょうか。
>> 出雲はがきの紹介
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