現在、出雲民藝紙工房(いずもみんげいしこうぼう) では3人の職人さんが、活躍されております。
安部信一郎 (あべしんいちろう)
昭和26年(1951年)生まれ。
昭和49年(1974年)大学を卒業後、祖父榮四郎(えいしろう) 、父治夫(はるお)のもと紙漉き職人の道に入り現在に至る。
榮四郎 の死後、榮四郎 の「雁皮紙(がんぴし) 」製造技術を継承する。
昭和60年(1985年)(財)安部榮四郎記念館(あべえいしろうきねんかん) 理事長に就任(現在に至る)。
平成5年(1993年)「ふるさと伝統工芸品、特産品技能者部門和紙製造技術者」として、島根県優秀技能者に認定。
平成8年(1996年)手仕事の異業種交流グループ「MATSUE流の会」の会長に就任(現在に至る。)。
平成12年(2000年)島根県指定無形文化財「雁皮紙(がんぴし) 」として認定。
平成14年(2002年)伝統文化ポーラ賞地域賞受賞。
平成19年(2007年)文部科学大臣より「平成19年度地域文化功労者」として表彰をうける。
安部紀正 (あべのりまさ)
昭和33年(1958年)生まれ。
昭和59年(1984年)父治夫(はるお)の死去にともない、祖父榮四郎(えいしろう) 、兄信一郎のもと紙漉き職人の道に入り、現在に至る。
平成8年ふるさと伝統工芸品・特産品技能者部門(とくさんひんぎのうしゃぶもん)の和紙製造技能者として島根県優秀専門技能者に認定。
同年島根県ふるさと伝統工芸品振興委員会(でんとうこうげいひんしんこういいんかい) より表彰をうける。
平成20年松江市手作り産業優良技能者表彰(さんぎょうゆうりょうぎのうしゃひょうしょう)で「奨励賞(しょうれいしょう)」を受ける。
(財)安部榮四郎記念館(あべえいしろうきねんかん) 副理事長。
山野孝弘 (やまのたかひろ)
昭和58年(1983年)生まれ。島根県松江市出身。
吉備国際大学(きびこくさいだいがく)社会学部文化財修復国際協力学科卒。
平成18年6月より研修に入る。
平成20年5月31日研修終了。
平成20年6月1日より出雲民藝紙工房(いずもみんげいしこうぼう) 職員となる。